ピーティーケー(PTK: Phototherapeutic Keratectomy) |
レーシックや、PRKなどの屈折矯正手術ではなく、先天性角膜変性症や、帯状角膜変性症、角膜白斑などの角膜が濁った疾患を治療する角膜混濁手術です。
この手術は、医療用レーザーであるエキシマレーザーを、混濁した角膜の表層部分に照射し、深さ0.1〜0.15ミリ程度削り取ります。
結果、混濁した角膜が透明性を得るため、視界が明るくはっきりとし、視力向上にもつながります。
- ● 特徴
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・ レーザーを照射する際、照射する中心部の効率が良いため、遠視化してしまう恐れがあります。
そうなった場合、一度PTKを行った後に、PRKで視力矯正を必要があります。
・ PTKでは、角膜の表層のみ削り取るため、濁りが中層や深層にある場合は手術の対象外となります。
・ レーシックや、PRKなどの屈折矯正手術ではなく、角膜の濁りを削るだけの手術のため治療費は比較的安価です。
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