はじめに・・・ |
美容や健康のために欠かせない成分がビタミンCであることは、広く一般に知られています。
化粧品やサプリメントなどで、「ビタミンC」という単語を目にしたり、実際に試してみたことがある方も多いでしょう。以下で、市販のビタミンC含有サプリメントと化粧品について説明します。
市販されているサプリメントのビタミンCは濃度が低く、口から摂取した場合、顔の皮膚にはわずかしか到達しません。
また、市販されている化粧品(医薬部外品)については、配合されているビタミンCは低濃度(医薬部外品のビタミンCの配合限界濃度は3%、医療機関でのものは5〜10%)で、熱や酸化にとても弱く、水溶性のために直接皮膚からは吸収されません。なぜなら、皮膚の角質の下には、バイキンなどの侵入を防ぐバリアゾーンと呼ばれる層があり、水溶性の物質を吸収するのを防いでいるからです。
それでは、化粧品では届かない肌のへビタミンCをどのように取り込めばよいのでしょうか?
その疑問を解いたのが、高濃度ビタミンCイオン導入です。
これは、最も経皮吸収率が良くなるように、ビタミンCの一部をリン酸塩に置き換えて安定させたリン酸アスコルビン酸のビタミンC誘導体を、イオン導入器を用いて、微弱電流によってイオン化し、圧力を加えることで、肌に吸収させ、その後、リン酸部分が外れ、ビタミンCとして効果を発揮させる方法です。
この方法によって、ビタミンCは真皮層にまで浸透し、などさまざまな美肌効果を発揮します。 |
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