　　　　　ヒアルロン酸注射、ボトックス注射

はじめに・・・

　アンチエイジングの最先端アメリカでは、スキンケアの延長である、ヒアルロン酸・ボトックス注入による、しわやたるみのリセットは手軽にでき、即効性があるということで市民権を得てきている。

　日本ではまだそれほど、ヒアルロン酸・ボトックス注入が主流となってきていないのだが、今後より身近なものとなってくるでしょう。その時すでに効果が出ていたら同世代の女性と差がつきますね。

　ヒアルロン酸・ボトックス注入はすべて、しわ治療に効果的です。しわの深さや成因、場所に応じて適正なものを医師と共に選択していきます。

ヒアルロン酸とは・・・

　ヒアルロン酸は人間の体内に含まれている成分で、コラーゲンとエラスチンの隙間を埋めながら肌の潤過性、柔軟性、弾力性を保持する作用があります。
ヒアルロン酸は、加齢とともに生成力が衰え、総量が減少していきます。その結果しわやたるみができるのです。つまり、ヒアルロン酸を注入することで、これらの症状（特にしわ）を改善できるというわけです。

副作用	ヒアルロン酸は人間の体内に含まれている自然成分ですので、副作用やアレルギー反応を起こす可能性は極めて低いです。・　まれに数時間の頭痛や、内出血があります。(自然治癒するので心配ありません。) ・　治療時、注射をするため多少の刺激があります。・　腫れが多少でますが、メイクで隠せる程度のものです。・　効果は永久ではありませんので、再注入が必要です。
効果の持続	効果は個人差がありますが、数ヶ月～1年位です。その後、自然に体内吸収され、徐々に水に変化します。
治療時間	治療部位によりますが、5分～10分程度です。
効　　能	美肌、しわの除去、隆鼻、唇・あご等のプチ整形

ボトックスとは・・・

　2002年4月12日、アメリカの食品医薬品局で、ボトックスが、しわ治療薬として正式に認可されました。

　ボトックスとは、ボツリヌス菌由来の神経毒素複合体のうちから、A型という血清型毒素だけを精製して取り出した製剤を使った注射で、筋肉（表情筋）を弛緩させ、しわを作れなくする治療です。

　ボトックス注入によって、筋肉の収縮時に産生される神経伝達物質アセチルコリンという物質の放出を止め、筋肉の動きを抑制します。つまりしわを作る動きそのものを止めるため、しわ治療に非常に有効なのです。

　しかし、4ヶ月以上たつと、新たにアセチルコリンの放出が始まるため、基本的に4ヶ月から6ヶ月に1度、注入を続けることが必要となります。（一般的に、2度目以降は初回よりも効果が持続します。)

副作用	副作用が起こる率は非常に低く、いずれ体内からなくなるものであるため、起こったとしても自然治癒します。・　注入後数時間の頭痛・　眼瞼下垂・　顔の表情の変化・　注入部位の局部痛・　注射の跡・　アレルギー・　内出血
効果の持続	効果は個人差がありますが、4ヶ月から6ヶ月位です。
治療時間	治療部位によりますが、5分～20分程度です。
効　　能	●　しわ取り　　　　しわの原因となる筋肉の収縮を止めし、しわを作れなくします。 ●　筋肉の発達による『えら張り』　　　　注入によって、フェイスラインがすっきりと細くなり、小顔効果があります。 ●　ふくらはぎ　　　　筋肉の発達によって、ふくらはぎが太くなってしまった方に効果的です。　　　　ボトックス注入によって、徐々にすっきりと細くなっていきます。 ●　ワキガ・ワキ多汗症　　　　汗の分泌にかかわる神経の活動を止めるため、汗と同時ににおいも抑えます。 ●　肩こり　　　　両肩に数カ所ボトックスを注入するだけで、肩こりが解消します。 ●　隆鼻　　　　鼻全体を高くします。 ●　口元　　　　歯茎が見えるガミースマイルの改善

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