眼瞼下垂(がんけんかすい)とは、【1】先天性、【2】後天性、【3】他の疾患が原因で、上眼瞼(上まぶた)が開き辛くなる疾病のことです。
- 【1】 先天性眼瞼下垂
- 生まれつきまぶたを動かす筋肉が弱いことや、場合によってはほとんど働かないために、まぶたが開けにくくなります。
- 【2】 後天性眼瞼下垂
- ・ 皮膚と組織が被さって開きにくい「老人性眼瞼下垂」
・ 長期コンタクトレンズ使用、目を酷使する仕事、メイクのやり過ぎ、アレルギー等により、始終目を擦るなどの慢性的な結膜刺激が 原因で、挙筋腱膜がすべったり、外れたりしてまぶたが開けにくい「腱膜性眼瞼下垂」
- 【3】 他の疾患が原因の眼瞼下垂
- 神経原性眼瞼下垂症 (動眼神経麻痺や脳梗塞後遺症など)、筋原性眼瞼下垂症 (筋緊張性ジストロフィーや重症筋無力症など)、外傷性眼瞼下垂症(白内障・緑内障の術後や事故など)が挙げられます。
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